これ、何か知っていますか?
ストーム・グラスというもので、天気が変化する前に、中の白いものが結晶化したり浮いたりします。つまり、天気予報グラス。
19世紀のヨーロッパで使用されてきたもので、航海をするときに使用していたとのこと。まぁ、航海士にとって天気予測は生命線ですからね。
例えば、晴れるのであれば、ご覧の様に透明に見えて、雨になるようであればなら濁ります。その中間の曇りは、フレーク状になる。
他にも、嵐や台風が接近していた場合には、この白い結晶が上部に浮いてくるので、要注意という感じですから、今日は九州方面に台風があるので、これをちょっと注視したいと思います。
ちなみに、原理はまだ「所説ある」というレベルで、大気電気の変動説や気圧変動説など様々です。
まぁ、近年はもっと優れた衛星観測がありますから、こんなものに頼る必要性はありませんが、結局人間の体にも、このグラスと同じように、天候で変化する「何か」があると思いますので、これは私個人の研究用グッツといったところでしょうか。