嘘か本当かではなく

今日いらしていた方と色々と話をしていたら、昔に私の中の流行りでやっていた、サイキック能力の開発について思い出した。

私は昔、頭蓋運動の解放こそが一番だという思想で、頭蓋骨が自由に動けるように、相手の頭に手を当て、ひたすら動きに同調するだけのセッションを実験的にやっていた。

実験体というか、勝手に私が実験体にしていた方がいて、その人は近所でお店をやっている方だった。

そもそも私のところを知ったキッカケは、もともといらしている方が、私のところへ来た帰りに、ふらっと入ったお店で店長さんに話し掛けられ、何も買わずに逆に「あなたも行ったほうが良い」と、紹介でいらした運びだった。

っで、いらしてみたら「先生には特殊な能力があると伺って」と仰る。

ない。

そんなものはない。

紹介元がどんな営業をしたのかは不明だけど、まぁ強いていえば、サイキック能力を使った不思議なことはできるかも知れない。但しそれは私が特殊なのではなく、誰でも疑わなければできるもの。

欠点として、それは今の患っているものの原因となった事象を知らせることしかできないということ。

つまり、治したりとか、そういう改善系の意図はない。

方法は極めてシンプルで、そうだなぁ、30分・・・いやそれ以上、相手の頭に両手で触れて、私が瞑想状態に入るだけ。

イメージ的には、空っぽになっている私の思考に、急に割り込んでくる映像が出てくる感じ。

何度かその割り込みを取っ払っても、また再び同じのが出て来ると、それが触っている相手の問題になっている心理的しこりの部分とみなす。

そこで終了で、その映像を相手にお伝えするだけ。

この店長さんにも同じことをやっていると、60分くらい経ってからかな?

9月と6日だけ何度も何度も出てきて、他の映像が全く出てこない。真っ暗の映像。

失敗です。

ってことで、素直にそれをお伝えすると、その後は殆ど会話もなく帰られた。

ガッカリされちゃったかな?と思っていたら、1〜2分後にこの方からお電話が。

「あれ?何かお忘れ物ですか?」と話すと、「いや、そうではなくて、9月と6日・・・9月6日は私の弟が自殺をした日です。私は1日たりともその日のことを忘れたことはありません。それだけはお伝えしたくて。以上。」と、それ以来の連絡はありませんでした。

なんか悪いことをしてしまったかな?

「忘れろ」とかそう言う意味でやったつもりじゃなかったので。

当時の私はまだ32歳くらいでしたが、自分に映像が見えることだけに行っちゃってて、最後までフォローができなかった。

例えは乱暴ですが、核兵器と同じような縮図で、開発できるということは、始末までしっかりできないと、被害だけ大きくなってしまうというもの。

これは、お蔵入りにしてある方法なんですけども、心理学発表で見知らぬ人を使ってこれを実演してお見せするか、ハードルが高いんですよね。

いや、成功するかどうかの方ではなくて、誰でもできる原理なもので、中途半端で出すのもどうかな?と思ったり。

同じ被害者、出しちゃいますよね。最初は楽しさというか、好奇心でやってしまうものですから。

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