専門家の問題点

今日は音楽系の大学で勤務兼、音楽教室をされているかたとお話をしました。

前から、結構ハッキリ物事を仰るかたなので、そうだ、アレを聞いてみようと思って「音楽療法」の実際を伺ってみました。

そうしたら「幼少期から楽器しか弾かない連中ですから、そもそも音楽が何に効果があるかなんて真剣に考えていないと思います。」と仰る。

なるほど。確かに私の目を通した論文も、なんていうか、掘り下げが甘すぎるものが多かったんですよね。

ちなみに、耳の蝸牛という聴覚を感じる器官があるのですが、ここの中には「いわゆるリンパ液」が存在していて、音はこのリンパ液を介した振動で感じることができるのです。

そしてこのリンパ液が、脳細胞の維持に必須である脳脊髄液と成分が非常によく似ていることを、私は脳科学論文で初めて知りました。

っで、例えば脳脊髄液の成分の偏りによっては、最近の研究でうつ病との関係がある。

だったら、音楽でうつ病に効果的なアプローチがあるんじゃないの?というところを調べたかったのですが、何せ音楽系の方々は「リラックス効果」「癒し」で満足しているご様子。

勿体ない。

ちなみにこの方、病院や介護施設で演奏を行うNPO法人を立ち上げているのですが、例えば小児病棟や発達障害の方々への音楽効果は、やはり具体的な部分を持っておられない。

普段からその辺のジレンマはあったみたいなので、「情報を提供するから、研究をして論文でも書いてみたら?サボらないでよ音大!」と言ったら、「論文もレポートすらも書いたことがない」と仰るんです。

海外の大学も卒業されたのに何で?と聞いたら「楽器だけ弾ければ卒業できちゃいますから」と。

なんか、筋肉バカの正反対にある人達みたい。

専門家って、専門であるからゆえに、それを応用して未来への発展形を創造できる方々だと思うんです。

ところが実際はその逆で、専門家は専門の部分のみで生息維持を目的とする。

なんか寂しい。

私なんか、蝸牛の中のリンパ液が脳脊髄液と近いと聞いたら、もしかして、将来的に「音楽で免疫細胞の増やし方が変えられるかも!」って、反射的に思うのですが。

例えば、音楽ホールで交響曲を聞いたら「免疫力が急激に上がる」とか。

夢みたいな話かも知れませんが、これって、もしかしたらあり得る話なんです。というか、最新の研究であり得るようになってきた。

なのに、良いんですか?音楽は楽器だけ出来ていればそれで良しで。。。

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