貴重な映像

最近は、これまで私が入手してきた映像資料をMacbookに移し替えている。

私が若い頃には、VHSのビデオが主流だったので、その時に集めた資料は数多くある(業者にDVDに変換してもらっていた)。

我々の関連職業でないかたにはただのゴミですが、これらは今もテクニック名として名前が残っている第一人者の映像。

当然、とうの昔に他界されているので入手は不可能。それどころか、実際の本人を知らないでこれらのテクニックを用いている人も多いハズ。

というか、原点では治療操作の原理は数通りしかなくて、今や「新しい」とい謳っている方々も、全てはそれらにちょっと味付けを加えるか、またはミックスしただけである。

まぁ、これはどの業界でも一緒かも知れないが・・・。

映像の医師はカリスマ的存在でもあるが、ハッキリと断定してビデオカメラの前で語る。

例えば、頭痛においては頚椎のこの部分に異常がみられ、特に前頭部の頭痛はココの頸椎を治し、頭全体の痛みに関してはココをチェックする。そうすることで、殆どの頭痛は手技で十分治すことができる。とか、五十肩で患者が来た場合、こちら側に腕を持って来れば、患者は心地よくする。その状態で待っていれば、目の前で素晴らしい結果は訪れるだろう。とか。

何とも昔らしいタイトル文字ではあるが、「A traumatic Manipulation procedures」という意味は、「非外傷性操作の手順」という意味。つまりは非外傷的な治療(痛みを伴わない)ということ。

注目は、A traumatic(トラウマティック)というところ。

そう、文字のごとく、トラウマというものはその対義であって、「外傷性」を現す。

っが、現代では日本人にトラウマとは何かと聞けば、「精神的にショックな記憶」とか「思い出したくない恐怖の記憶」という方向性で答える。

全く違う。

昔の先人たちは、分野など全く設けておらず、全てにおいて応用的に作用させていた。

ちなみに、この治療方法は、身体にある痛みのポイントをチェックし、そのポイントが消えるポジショニングで待つだけで、症状が治るという仕組みのものだ。

そろそろ何を言いたいのか分かってきたと思うが、この「痛みのポイントが消える=楽になるポジション」というのは、何も肉体という分野についてのみ語っているのではない。

むしろ、そのように誰も言ってもいないのに、勝手に頭の中で決めつけて見聞きしてしまうのは、この現代の悪い癖である。

先程書いたが、結局のところ「原点」「原理」は数通りしかない。

つまり、このポジショニングの原理は、トラウマ(精神)の治療でもあるのに、今の人はそれに殆どが気付いていない。

先人たちは、表面だけしか理解されていない現実をどう見るのだろうか?

オステオパス医師の創始者は、治療方法を他に教えなかったという話もある。もしかしたら、本当の部分など、見て真似るだけでは伝わらないことをよく理解していたのかもしれない。

今の時代と同じように。

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