期待しすぎた骨伝導

最近ちょっと気になっていた「骨伝導イヤフォン」を買ってみた。

求めるものは、通話品質とZoomでの会話。

普通のイヤフォンでダメな理由は、耳を完全に塞いでしまって、ちょっとした短時間通話ならばそれでも良いのですが、耳が蒸れるのはもちろん、誰か人が来た時や、外の扉の音など、周辺環境を把握するにはやはり耳が一番。

ということで、骨伝導イヤフォンは上記を全て解決してくれる救世主。

のはずだったが、使ってみたら思いのほか聞き取りにくい・・・・。

一応最大音量にしてみたものの、やはり間接的な音になるので、細かな音はぼやけて聞こえてしまう。

例えば、英語の発音なんかされてしまうと、言語として聞き慣れていないと、一瞬何を言ったのか全く不明。

なんていうか、骨の伝導でというよりか、単に耳の手前でスピーカーが鳴っていて、その音を聞いてる感じ。しかも、装着部分が音量を上げれば上げるだけ物理的振動を起こし、こめかみでマナーモードのバイブが振動している感じになる。

これが何とも不快。

そしてこれは私の職業目線として、骨伝導イヤフォンは耳の穴の前あたりの骨(こめかみと外耳孔の真ん中あたり)に装着する。これが両方でバネの力で挟む感じになるんだけど、この力が頭には非常によろしくない。おそらくメーカー的にはそういった問題点は洗い出されていないのだろうけども、人によってはこれでも頭痛や顎関節症を引き起こす。

その理由は二点

1、頭蓋骨そのものは、瞬間的、もしくは強い力には極めて硬く防御をするが、弱くて持続的な圧力には防御できない習性がある。女性には経験がある人が多いと思うが、髪の毛の結び方によって頭痛になりやすい型というのがある。それは、頭蓋骨の自然運動を髪を引っ張る張力で阻害をしている縛り方だからだ。つまり、骨伝導イヤフォンの挟むバネ圧によって、中枢神経系統の働きがダウンする可能性がある。そして致命的なことに、このバネ圧は固定型で自分で調節ができない。

*頭蓋骨を誰でも簡単に緩める方法は、頭をヨシヨシして撫でることである。これにより、脳の働きは活性化するので、おそらく「撫でる行為」は文明的に発展した叡智だと私は解釈している。

2、先に書いたように、骨伝導イヤフォンは、耳の外耳孔より少し前のところに装着する。というよりも、使ってみたらわかると思うが、外耳孔に近い骨であればあるだけ振動が伝わりやすく、聞きやすくなる仕組みになっている。っが、残念なことに、ここには顎関節を形成する骨があって、中でも関節を保護する関節円板という重要な軟骨が存在する。この関節円板は、顎関節の骨(下顎頭)と移動を共にして、特に口を開けた時に前方下方へとダイナミックにスライドする仕組みになっている。つまり、骨伝導イヤフォンは、これらの顎関節運動のユニットに対して両方から挟むように、内方へと運動抵抗を加えながら「口を開ける会話」をさせる。これは、私のような雑魚がいうよりも、歯科医がメーカー側に言ってあげた方がよろしいのではないかと思う。消費者が理解していないだけで、場合によっては酷い顎関節症へ発展した場合、訴訟問題にもなりかねない(おそらく気がついていないのだと思う)。

という感じ。

長々と書いたが、そういう意味では、AppleのAirpods(旧型)がなんだかんだで無難だった。

新型のAirpodsだと、完全に耳を塞ぐことで音質をクリアにしているけども、外音が全く聞こえない。その代わりに外部音を取り込めるマイクがついていて、まるで補聴器のように周囲環境が聞き取れる。っが、この人工音が私はなんとなくダメ。

よって、初期型のAirpodsの完全フィットしないやつが個人的には一番使い勝手が良かった。

もちろん慣れの問題もあるけども、外部音はやはり自然音の方が瞬時に想像ができる。

ちなみに、私は骨伝導イヤフォンを「問題のあるものだ!」と決してディスっているわけではない。

むしろ、将来はこういう伝導型が主流になると思っているし、場合によっては未来には、耳の骨の中にチップを埋め込んで、Bluetoothのように外には音として聞こえないように、自分と端末との通信環境を持つようになるのではないか?と思っている。

むしろ、もっと進化をして欲しいと切実に思っている一人である。

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