一喜一憂

アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄です」
イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士です」
ドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則となっています」
イタリア人には「飛び込むと女性にもてますよ」
フランス人には「飛び込まないでください」
日本人には「みんな飛び込んでますよ」

早坂隆『世界の日本人ジョーク集』

よく考えられたのもですが、タイタニック号が沈没しかかっている時に、船長が乗客へどの様に言ったら海へ飛び込むのか。

それを人種ごとに現したジョークなんですが、日本人の悪いところでもあり、良いところでもあるのが協調性。

昨今ではそれは薄くなって来ているものの、まだこの協調性が機能しているなと思うのはコロナ禍での自粛。

また一方でダメなところは、皆がやり玉に挙げたものは、例え部外者であっても外から標的に向かってこぞって槍を突き付ける。

どんなに残虐で卑劣なやり方であっても、皆が刺していれば善であり、悪はまさしく刺されるべきだと。

途中でやりすぎではないか?と言おうものなら、その時から悪の仲間として同じように刺される対象となる。

けっこう恐ろしい民族性を持った生き物です。

もしも自分が何かの流れに流されていると何処かで気が付いたのなら、一度珈琲ブレイクをするのがお勧め。

対人ではなく、対物で時間を取ってみる。

サイフォン式の珈琲は沸騰すると、水がまるで民衆の同調圧力のようにこぞって吹き上がる。炎を外してもすぐには落ちてこない(問題が解決しても圧力は何故か続く)。

下のフラスコの温度が下がるまで時間が掛かるわけだ。

しかし、ひとたび温度が下がれば、あの吹上の威勢は何だったのかと思うくらいに一斉に下に落ち始める。

自分が珈琲だったらと思うと、上がったり下がったりさせる方なのは良いが、される方であったら嫌だなと、そうやって考えているうちに、物事の真相が見えてくるような気がした。

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