スマホカメラと一眼レフ

今日はなんだか居心地が悪いなと思っていたら、パンツが後前で逆でした。

ま、それはともかくとして、先日は新型Iphone12proで、今日のは一眼レフで撮りました。

よく、Iphoneのカメラは一眼レフをそろそろ超えたのでは?という事を言われる人がおりますが、それは全く違います。

まずは構造上、一眼レフがなんであんなに大きなレンズになっているのか。カメラ業界だって、なにもAppleよりもさぼっているわけではありません。

戦前から切磋琢磨して、戦時中には、敵国のスパイ(新聞サイズの文字を読む)を衛星から行えるように、あらゆる技術を詰め込みながらレンズ開発を進めています。いわゆる光学兵器の産物。

キャノンは精機光学工業(産婦人科医でもあった御手洗氏によって設立ご氏族が元日本経団連会長)。そしてニコンは日本光学工業として、あの戦艦大和や武蔵の巨大な測距儀を開発していた。

っで、掘り下げはこの辺にしておいて、現代でスマホと一眼レフカメラの間で何が起こっているのかと言えば「デジタル化」の変革が起こったこと。決定的に違うのはデジタル処理、つまり、取った絵(厳密には取り込んだ光)をデジタル変換してしまうということ。

当然取り込んだデジタル情報は、ある程度の範囲で好きなように後から変更が出来てしまう。そう、この「後から変換できること」がスマホ社会にカメラ旋風を巻き起こせた切っ掛けでもある。

「誰でも綺麗に撮れた気にさせる処理」というのが目標。

スマホは自動的、一眼レフは自分でマニュアル的に幅広くという傾向。だけれども、昨今ではこれが行き過ぎていて、もはや一昔前のフィルム写真の方が圧倒的に綺麗な色が出ていると思うのは私だけでは無いと思う。

これだけ時代が進んでも、私は30年程前に作られていたCONTAXのフィルム写真に勝てていないと思う。CONTAXの方がより見た目に近い。

スマホの欠点は、何よりも自動的、平均的に映し出してしまうところ。

そして一眼レフの欠点は、大きさと、なんと言っても高価である点で、敷居が高いというところだ。

ちなみに、下の写真は先日のIphone12proと、その下に私のNikonD810一眼レフで撮った絵(スマホだと横で見ないと縦長写真になってしまう)。

ま、最終的には「好み」という一言に尽きるのだが、写真の一番大事なところは、「映りすぎない」という事だ。

この意味が分かるまでは、私も少し時間が掛かった。写る=良い事であると思っていたからだ。色というのはつまりは明暗であって、その明暗のレンジ(幅)が少なく映ってしまうのがスマホ。

例えていうなら、オーケストラ生演奏の録音をしたら、勝手にスマホで各楽器の演奏音量を平均的に調節してしまうようなもの。

曲全体の強弱も補正、小さく囁くように演奏しても平均的なボリュームに自動補正される。よって、ベートーベン交響曲第5番「運命」の始まりが、小さい音に補正されて、運命から日常の昼休みに変換されてしまうわけだ。

この差は、先に述べた様に、カメラの場合は可能な限り多くの光を取り入れれる大きなレンズで強弱(カメラの場合明暗)の記録を可能にしている。

厳密には、記録するセンサー側も大事。

色って、レッテルと同じく、不要な価値観を入れてしまう欠点がある。例えば、クリスマスツリーの写真をカラーで撮ったら、それは誰もがクリスマスツリーというだろう。しかし、これをモノクロにして撮ってみたらどうだろうか。おそらく飾りの付いた木?か針葉樹?となる。

つまり、無意識のうちに人間は、色でそのものの「全て」に価値観と偏見を持つ習性があるわけだ。おおよそ二歳の時からそうやって言葉を覚えて来たのだから仕方がないのだが(本来は色も音も言葉などに到底なりえない)。

それとは全く違った、ディテール(どちからというと触覚的な再現)を感じることが出来るのは、色を排除したところにある。

ザラザラした感じだったり、ツルっとした感じだったり、ふわふわしてそうだったり、硬そうだったり、触覚には色がいらないわけだ。いや、むしろ色を排除した方が分かりやすい。

それもそのはず、発生学的に触覚が出来上がった時には、生物は色の識別なんていうのはもちろん、目すら持ち合わせていなかった。

このことからも、機械で色を平均化して見やすくしてしまうというのは、要するに誰でも平均的に持ち合わせた価値観に合わせる様に、AI計算をしているに等しい。

ちなみに今日写真を撮っていて、男女の二人が「新しいIphoneだったら綺麗に写るんだろうな」と言っていた。

それ、全く違います。

旧型でも固定をすれば誰でも綺麗に撮れます!

ちなみにこれらの写真は、全て私も「三脚固定無し」で撮っています。

手すりに乗せて、ブレないようにしただけ。

旧型Iphoneでも、仮に前の前の型であっても、結局は機械任せにしているから綺麗に撮れないというだけです。

問題があるのは自分の方。

上の写真2枚の右上分かります?なるほどね、Iphone12の広告看板。したたかだなぁ~。皆んながスマホで写真を撮る場所なので洗脳性が高い。

ちなみに私が今の六本木の物件と五分五分になっていたのがこの看板のすぐ下の最上階の部屋。結局仲介業者がダメで辞めてしまったのですけども、ここはロケーションが極めて素晴らしいんです(ここでも表参道の時よりも賃料が安い)。

3ヶ月位前かな?その時は看板が違いましたけどもね。

楽じゃないですか?「すみません場所が分かりません」「Iphoneの看板の下です」なんて説明のしかた。

話が長くなりますが、看板のある側の南麻布方面は、大規模に取り壊されることになっています。再開発です。

他にも六本木は、あちらこちらで10年後には別の街くらい変わっていると思いますけどもね。現時点で更地にしているところが沢山ありますので。

一体どんな変貌を遂げるのでしょうか。

個人的にはコンセプトは「宇宙」で行って欲しいんですけどもね。

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