きっと、いや、確実に折れていた骨がくっついた。
ちょっとぎこちがないけども、2日前に病院へ行った時には、手加減をすれば歩いて良いとのこと。固定も不要。90%は隙間に白っぽく雲がかかって見えて、新しく骨の基が形成されている。
来週レントゲンで再確認して、100%完了の予定。それで通院はもう良いらしい。
確か先月の11月6日くらいに折れたので、おおよそ一ヶ月と一週間。
もはや動物的、野性的な治癒。
ただ、まだ骨の組成は完全に結合していないので、歩行時に踵に衝撃を加えると、骨折部に響く感じのような痛みを感じることもある。
骨折の特徴なのですが、骨そのものに振動を加えると、骨折部分に局所的に痛みが再現される。
例えば、腕の肘を形成する骨を尺骨というが、そこをどこかで痛めて、骨までやられていないか見極める場合、骨折部位から離れた場所(肘とか)に、ピアノの調律なんかで使う「音叉」を弾いてそれをあてる。
すると、離れた場所でも同一の骨であれば特に、骨折部に振動が加わって神経を刺激するので、これによって痛みが局所的に再現された場合は骨折の可能性が濃厚となる。
たまに「なんで音叉があるのですか?」と聞かれる事があって、「実は調律もやっているんです」と言うと、本気にする人がいますが、外傷系にはとても便利なツールなんです。
昔、中学生のバスケットボールの監督をやらされたことがあるが、試合で選手同士が衝突して肘を痛がっていた。そんな感じだから、主力選手でも止む無し、一度ベンチに引き上げさせ「どこが痛い?」と聞くと「大丈夫です」という。
ま、我慢強いことだけは褒めるけども、気がかりなのは骨折をしていないかどうか。
バスケって、ドリブルをする時に床がドンドンと振動するでしょ?
そこで、私がその子の座っている真横で強めにわざと数回ドリブルをして「肘に響く痛みはない?」と聞くと「ボールが床に着く度に痛いです」と。
だめだ、休日なので救急車にしようという事があった。
今は自分が逆の立場で、振動痛を実感し、その時の事を思い出す。
あの子はきっと、今は社会人になっていると思うが、元気でやっているのかな?
という事で話が戻って、やっと歩けるわけです。
早速足を着いて普通に歩いてみたら、わずか2日で肉離れになった。しばらく筋肉を使っていなかったので、ふくらはぎの筋肉が「ビックリ」を通り越して白旗。むしろ、骨折の痛みがあったときよりも、こちらの方が松葉杖が欲しいくらいの痛みだ。
運動会でよくある、お父さんが普段運動をしないので、急に走ってアキレス腱を切ってしまったというようなのと近い感じかな?
あ、そうだ、1番上の写真は六本木けやき坂。
コロナ自粛のせいか六本木は週末の夜も閑散としている。
年越しが近い師走だというのに、これだと飲食店は壊滅的か。
↓は21時位の麻布十番。
せっかく歩けるのだから、六本木から麻布十番まで歩いて電車に乗った。
ふくらはぎが結構激痛。


飲食店は仕入れもあるし、テナント代も高いし、可哀想だなぁ。急に客が来ても、それはそれでメニューの多くが食材がありませんっていうんじゃ困るし。