意義あり

意義あり

今日はニュースを見ていたら(というかPCモニターを見ながら後ろで流している程度)、なぜ自民党には女性議員が少ないのか?または、女性総理が出ないのか?という内容のものをやっていた。

テレビ的には「女性の社会進出への問題提起」としたかったのだろうけども、議員に関しては別格。

大前提、私は女性の方でも高卒の方でも、風俗嬢の方であっても、どんどん論戦して選挙で当選すればいいと思っている人間です。

っが、そもそも論でいえば、自民党の4割は世襲、家系支配は5割なんです。

特に総理大臣は大多数が世襲。

医師や歯科医師もそうです。

↓私がかろうじて人生の中で知っている総理から挙げてもこんな感じ。

第78代    宮澤喜一(世襲)

第79代    細川護熙(祖父が近衛文麿)

第80代    羽田 孜(世襲)

第81代    村山富市

第82~83代 橋本龍太郎(世襲)

第84代    小渕恵三(世襲)

第85~86代 森 喜朗(祖父と父が町長)

第87~89代 小泉純一郎(世襲)

第90代    安倍晋三(世襲)

第91代    福田康夫(世襲)

第92代    麻生太郎(世襲)

第93代    鳩山由紀夫(世襲)←先代は自民党結党の立役者

第94代    菅直人

第95代    野田佳彦

第96~97代 安倍晋三(世襲)

つまりは、世襲というものは先代以前から続くから世襲なわけで、今の例えば総理大臣になる方の年齢から言って親は80~90歳代。

その時代の方々はまさに男尊女卑であって、戦地へは男が行って、家と子供は女が守るというのが常識な時代。

だから、そもそものテレビの問題提起は間違っていて「地盤ではなくて政策で選ばれない選挙の仕組みの問題点」と「選挙には大金を必要とする仕組みを変えよう」という格差の提案をなぜ出来ないのかという部分が最大の問題点。

「女性が」ではなくて、仕組みそのものが不公平だという事に至らなければ、それこそ男性差別を助長しているのであって、黒人人種差別問題と同じ縮図をマスコミは作っていることにもなりかねません。

諸外国ではどうかという比較をしていましたが、全くの無意味です。

単純な話、日本の場合は費用対効果であって、政治家として地盤を継いだ方が、使ったお金以上に入ってくる(回収)ことが分かっているから世襲になるのです。

そして、世襲がコツコツと大臣を歴任して、最終的に総理大臣の枠に入ってくる。

じゃあ、国会議員や内閣は「ボランティアで運営する」となったらどうでしょうか?

わざわざ大金をかけて選挙に勝とうと思いますかね?

仮にそうだとしても、政治家になってから、利益供与の温床を作る可能性が高くなります。

例えば、デンマークの国会議員の年収は「750万円」と言われています。っで、日本の国会議員はというと「3000万円」です。

そりゃ、誰とは言いませんが、広島の逮捕された議員のように、億単位のお金をばら撒いても余裕でしょう。

いつも私は言いますが、問題が解決されないものは、その大部分の根本原因は「仕組み」にあると思うのです。

ですから「女性が」ではなくて、そもそものハードルが問題なわけ。

男性だって、今の自民党の総裁選では、世襲と世襲ではない人とでは差別を感じているはずです。

小泉環境大臣だって、何の実績も財務相すら務めたこともないのに、「総理」といえばいつもこの人の「次の総理に適任」な所に顔を出す。

お父様が元総理で世襲ですから。

結局、マスコミそのものがこの世襲を助長して、差別を作り上げていることを全く理解しておられないようです。

っで、ここが今日の最も重要なところ。

きっと賢い女性なら、国会議員のような面倒で不自由な仕事よりも、もっと自分の時間が沢山持てる、やりがいのある仕事を選ぶか、それを目指すのではないでしょうか?

要するに、仕組みそのものが魅力的ではないから、できる女性はやりたいとも思わないのです。

ま、結局のところ、政治家なんて能力のある人にとっては損しかない仕事であるという事です。