コロナ感染の実際

コロナ感染の実際

今日は、5ヶ月近くお会いしていなかった老舗の代継ぎ社長と久々に。

すると第一声で、「先生、コロナにかかりました~!」と。

それを聞いて2秒くらい経ってから私は「大爆笑」してしまいました。

というのもこのかた、前回は2月の後半くらいにお会いしていたと思うのですが、その時「なんです?あのコロナって、俺強いんでかからんすよそういうの。マスクなんてできんすわ。」と仰っていた光景を思い出したからです。

笑いすぎて腹が痛い。

「先生、笑ってる場合とちゃいますわ。」と。

ま、東京の方ではないのですが、発覚したのは3月らしく、最初は37度程度の微熱で、「なんや風邪でも引いたんか」と、葛根湯を飲めば大体次の日には治ると思っていたそうです。

通常の風邪だと、一日で殆どが治るという、見た目も中身も頑丈なおかたでして。

それがたまに38度に行ったりまた戻ったりして、ダラダラと熱が下がらないので、こういうご時世ですから保健所に電話をしたようです。

すると、37度で味覚異常も無いし、コロナではないのでは?という事で様子を見ていたのですが、一週間経っても相変わらず。

再び保健所に連絡をすると、PCR検査をしましょうという事で指定された病院へ。

ちなみに病院へ行く予約はしてはいたものの、当日は平熱だったそうです。

病院で「熱下がったからコロナちゃいますよ」と先生に言ったけども、インフルの検査とコロナの検査と、血液検査とすべていっぺんに行われたのだとか。

結果が出るまで1時間、車の中で待機していてくださいとの指示で、「寒いのに嫌ですよ」と文句を言いながらも仕方なく待っていたそうです。

1時間経って、先生が車に向かって歩いてきたので、ようやく帰れると思って窓を開けようとしたら、先生が両腕を使ったジェスチャーで「開けるな~!!」と窓のむこうで全力でストップ合図をやっているのだとか。

「なんやおかしいな」と思ったら、先生が窓越しに手書きの紙を出して「残念ながら」→「陽性です」とのこと。

その後、窓を数ミリ開けろとの指示があって開けてみると、その隙間から紙を3枚くらい放り込まれたらしい。

そこに書かれていたのは、帰宅までの手順(外気循環させるなとかどこにも寄るなとか)と、その後の入院等の案内だったとのこと。

仕方なく自宅に帰り、奥さんに「検査どうだった?」と聞かれて「コロナ陽性やったわ」と言った瞬間に、家族全員が一瞬で散って居なくなったのだとか。

その後結局家族皆が嫌がる中、奥様が指定された病院までカッパを着て運転。到着すると、「なんや、一人で歩けるのに車いすに乗せるんすよ。それでベビーカーみたいに頭にフードを被せられて・・・」と。

何で車いすなんですか?と伺うと、ふらふらして壁に手を突いたりして、接触感染が広がらないようにとのことらしいです。

マスコミの取材も受けたらしく「YahooとLINEニュースの一面に、肺炎のレントゲン写真が私の出てましたよ。」と。

もう、終始私は爆笑してお腹が痛くて痛くて。

「しかも3月って、コロナの先駆けじゃないですか?早いなぁ~流行りに乗るの。」というと「いつも先をゆく男ですから」と。

入院中は、4人部屋で皆さん当然感染者。一人はず~っと死ぬんちゃうかと思うくらい咳き込んでいて、もう一人は喰ったものが全く消化しない点滴の人、もう一人は生きているのか死んでるのかようわからんくらい動かんやつ。と。

先生に「俺、こんな重症ちゃいますやん、個室に移してくれないと重症化してしまいますよ。」と交渉したものの「できません」とのこと。

定期的にPCR検査を行うそうですが、「咳き込んでるやつ→陰性。消化しないやつ→陰性。生きてるのか死んでるのか分からんやつ→陰性。そして俺だけ→陽性なんすよ!ホンマにマジですか?」と。

陰性者は退院し、新しい陽性者がすぐに入ってくる。陽性病棟のヌシとなっていたようですが、そんなこんなで一ヶ月以上隔離だったそうです。

まぁ、普段からえらい酒を飲む方なので、自体のために完全禁酒でよかったのでは?とは思いますけどもね。

肝心な感染ルートはおそらく葬儀出席とのこと(彼の感染から全国で冠婚葬祭が危ないと言われるようになった)。近日中の行動ルートで、他には感染者は出ていないようですが、それを知って尚更「これ、かかるとか、かからない以前に殆ど気が付かないで皆持っているんちゃいますの?」というのが実感らしいです。ご家族もすべて陰性だったそう。

なにやら、仮に新型コロナに感染していてPCRを受けても、中には陰性と出てしまう人は結構いるそうです。

日本政府も結局のところは表向きには言わないにしても、Go Toキャンペーンなんてやるのですから、殆ど集団免疫獲得の方向に舵をきったようなもの。皆自然と免疫を獲得しましょうよと。

まずどんなに爆発的に増えても、社会活動は止めることはないでしょうね。

以前だって、「風邪」の何割かはコロナだったわけで、これからず~っと共存して行かなくてはなりませんからね。