もしも今伝えるとしたら

もしも今伝えるとしたら

連日新型コロナばかりで、もはや正常な社会生活を忘れてしまうかの様な状態ですね。

我が日本では、少しずつ危機意識も国民レベルで芽生え始めてきました。

それもそのはず、毎日発表される、特に東京都における感染者数が激増しています。先日はとうとう1日で100人以上の新規感染者が見つかりました。

私自身も感染爆発はするだろうなとは思っていたものの、一般的な風邪のウィルス(これまでも通常の風邪の約2~3割はコロナ感染だった)が、ちょっとバージョンアップしたくらいで、ここまで宿主を死に至らしめる能力があるとは予想外でした。本当によく出来た進化。

そんな中、マスコミを始め私の身の回りでも、現政権の対応の遅さや、マスク二枚配布の不甲斐なさ、東京都に対する不満、または一般人におけるマナーに関して感情的になりつつあります。

どれもおっしゃることはその通りだと思います。

そんなギスギスした社会的空気感の中で、確かに精神的な余裕がなくなってしまって、つい感情的になってしまうことも。

ただ、それが得策かどうかと考えた場合、ストレスを多くして逆に感染力を強めてしまうのではないかとも思うのです。

全く持って、人間のそういった習性すらも計算した頭の良いウィルス。

不安は確かに尽きず、直近で生活ができないなどの経済面でのストレス、人によっては感染リスクが高いのに仕事が休めないという感染不安のストレス、何故納税している我々が支援金を貰えないのだという不公平感ストレスなど、人それぞれで皆さん大変でしょう。

その結果、誰が良いとか悪いとか、もはや批判をし合う結果になってしまうわけです。

絶対にありえない話ですが、私がもしも総理大臣だったしたらどうするだろうか?と考えた場合、非常に困難な仕事と選択をしなければならないという状況で、難しい局面ではあるかな?と感じます。

っで、あれこれ考えた挙句、やっぱり私だったらシンプルになるだろうなと思うんです。

取り敢えず皆んな生き抜こう。死んでしまったら経済どころの話ではない。と。

生きてさへいれば、仮に国がデフォルトをしたとしても、それでもいつかは国民の力で再建はできる。その能力は民族として遺伝子の中でしっかり宿している。本当の財産は経済で回っている紙切れなんかではなくて国民でありその一人一人のアイデンティティだろう。

戦後の日本は食べるものも無く、今の上野駅の銀座線の入り口付近では、雨風をしのぎながら、大人子供関係無く餓死をしている人もいた。

そこまで落ちた日本が、今やドルベースでGDP世界第3位まで伸し上げた。

その上で、どうしたら今を行き抜けるのかと政府レベルで考えたら、私はやはり最大の対策相手はウィルスであって(敵と表現するのはあまり好きではないので)、こいつらが一番嫌がるようなことに、全国民が全勢力を傾ける。

だとしたら、最も重要な戦略は、人と人がまず接触しない事。それを達成するためだったら何でもできる事を一つ一つ実行して行かなくてはなりません。

まず、いまだに会社の通勤で行き来をする状態を辞めさせる必要がある。つまり、企業活動を可能な限りストップさせる事。

それにお金が必要なら、もはや過ぎ去った後のことはさておきドンドン撒く必要がある。

増税やその後の日本の国債暴落はどうなるんだ!と言われそうだけど、もうその段階にいない。

というのは、このウィルスはまだまだ強くなるし、そして過去のスペイン風邪などを例に、流行の波は絶対にこの一波だけでは終わらない(現在の比ではない死亡者数が出る可能性がある)。

その波をどれだけ小さく、そして弱くできるかに今はかかっている。

それがもしも達成できるのであれば、もはやどれだけの大金を注ぎ込んでも、「人と人を接触させない事」だ。それによって、大切な国民の多くの貴重な命は救われるし、それで結果的に財政破綻をしてしまったのなら仕方がないじゃないか。それに変わるものなんてないし、むしろお金で済むなら安いものだよ。

それに、EU圏なんかは日本よりも財政は逼迫している中で、日本より多くの補償に費やす財政出動をしている。

グローバルな時代に、日本だけが生き残ったところで、EUは正直もう持たないし、前々から噂のあるドイツ銀行ももはやコロナショックはトドメだろうと思う。

実は、「何故日本の総理は緩い政策しか取らないのか」と、私も思ったことがあった。しっかりした専門家連中も付いていながら、どうしてここまでウィルス対策が小出しなのかと。

出来が悪いわけでもなんでもなく、過去のこういった類のウィルスパンデミックは、第二波目の流行の方が強烈で甚大な被害を出しているからだと思う。

専門家がそんな事を知らないはずもなく、総理はもはやそれらを知った上で、現時点の対策を温存しているのだろうと私は思っている。

つまり、近い将来、強いウィルスだけが生き残って、第二波目として我々を襲ってくることになるのは、政府要人は暗黙の了解で分かっている。

ただ、それまで持ち堪えられないと判断した場合、緊急的な措置を取るという流れになっているのだと思う。

じゃあ、今は持ち堪えられているのか?と考えた場合、医療がもはや崩壊しているに等しい。

日本は良くも悪くも国民皆保険制度で、古くから診断権をいわゆる「医者」にしか預けていない。つまり、こういった非常時であっても、現場では医師しか「検査」「診断」「治療」の指示を行うことができないわけだ。

じゃあ医師が感染者になった場合どうなるか?

検査も診察も感染リスクからすることができない。よって、感染医師は現場からドロップアウトするしかないのだ。

それが今、現実に起こり始めている。

第一波の今が耐えられなければ、当然第二波目どころの話ではないわけであって、仮に私が検査方法や診断方法、治療方法を医師からトレーニングを受けたとしても、それをやった時点で法律違反によって処罰されてしまうのだ。

つまり医療の法律は、全て医師がいる前提で出来上がっているわけで、そのトップが戦線離脱ともなれば、COVIT -19はおろか、他の治療も全てが受付けられなくなってしまう。

この現状から、まず日本は中小企業が99%の割合なので、これらに何かしらの補償を盛り込み、とにかく人が外へ出ない環境を政府は作ること。そんなお金があるのか?という意見がまず初めに出てくるであろうが、もう財政破綻覚悟で対策を取らなければ、一旦過ぎ去ったあとの第二波目では、このウィルスの感染力の強さだと、放っておいてもそのレベルに至る可能性すらある(次は生き残った強いウィルスの流行)。

個人的には、もう資本主義の社会も飽きた頃だし、どうせ年金だって破綻している様なものだし、違うステージに行っても良いのでは?とも思う。

そんなことから、皆さんはまず今を生き抜いて、新しい社会の価値観を作り上げる原動力であって欲しいかな?と、そんな上から目線で思っている。

私は・・もうどっちでもいいや・・・・。