ピンチはチャンスではない

ピンチはチャンスではない

ピンチはチャンスだというプラス思考を、なんだかぶっ壊す様な意見で申し訳ありません。

ただ、最近は特に、ネットで何でも調べれば教えてくれるし、誰かに何かをお願いしたり助けを求めれば、おおよそは何とかなってしまう社会です。

その上に乗っかって、「ピンチはチャンスだ」というのは、本筋の部分ではちょっと違うんじゃないかな?と思うんです。

ネットも知り合いも友人も、さらには日本という安全安心社会も全てなくなった環境でも、それを「ピンチはチャンス」と言えるでしょうか?

ピンチとは、言い換えれば「絶体絶命の状態」にあることであって、もはや退路も全て経たれた状態です。

そう言った状態で残されているのは「退路がないから進むこと」つまり「決断して実行する」という状況に嫌でも曝されるわけです。

だからこそ、「いつやるか?今でしょ!」「感謝の気持ちは常日頃から伝えておけ」という言葉があるもので、結局のところ、誰かや何かではなくて、ピンチとは「自分の決断と実行」を求められているわけです。

言い換えれば、ピンチは「自分の」実行力を問われているということです。

それを差し置いて、他人に向ける「ピンチはチャンス」は、スタート時点が違うと思うんですよね。

決断して実行するというシンプルな工程ですが、それらをせずに座りっぱなしで「まぁ〜ピンチはチャンスだから・・・」というものは、災害に紛れて交付金をもらったり、働けるのに生活保護を貰ったりするのと同じことじゃないかな?と思うわけです。

「ピンチは決断して実行するチャンスである」という方が現代人には伝わるのかも知れません。