音は鼓膜では感じれません

音は鼓膜では感じれません

デカイ。NHKSOの冊子。そして読んでもよく分からないからパラパラとめくって満腹。

そういえば最近は良い音楽を聞いていないなと、思い出したかのように「チケットぴあ」のサイトを覗いてはみるものの、直近で取れるチケットで興味のあるものもなく・・・。

CDではいくらでも聴けるのですが、結局はデーター音源ですので飽きてしまうし、心を揺さぶられることもありません。まだレコードの方がいいかな?

レコードとCDの差はご承知の通り、データーにする時点で不必要とされてしまった一定Hzから、音がバッサリとカットされています。つまり、1秒間に記録されている無数の音の量を、おおよそ22,000Hz(1秒間に22,000回のスピードで記録)程度で切ってしまっている訳です。ま、ノイズの量も減りますので、聞きやすくなるという目的もありますけども(スマホ通話でノイズが聞こえやすくなったのは集音能力が高くなった結果)。

これは、人間の鼓膜の振動では、おおよそこの程度までの振動しか分からないとされているのですが、レコードなんかはそんなことは一切考えていない時代ですので、可能な限り記録される仕組み。

実際に聞いてみたらわかりますけども、やはりレコードの方がノイジーですが、なんだろうなぁ〜、心に刺さるんですよね。明らかに違う。

人間って、すぐに科学で測ろうとしたがりますが、鼓膜とかそういう以前に、「音って耳ではなくて体で感じるものでしょ?」という大事な前提がおかしくなっているように思います。

音には心を動かすものがある。ならば心は耳や鼓膜で感じるものなんですかね?ちょっと私には最近のデジタル傾向が「人」を理解してやっていることとは思えません。

困っちゃうのが、音楽を仕事としている人ですら耳で聴こうとする人が多いこと。そういう教育をされているのでしょうけども、どの分野でも言えますが「専門性の前に人を学ぶ」という部分が、まるでCDのHz数のようにカットされているように思えてなりません。

通勤時にイヤフォンで音楽を聞いている人を多く見かけますが、それだけ好きならば、まず、生音を聞くことへの習慣にも興味を持つべきかと思いますね。

「そうだ京都へ行こう」じゃないですが、音楽業界ってこれだけ潜在的にいる顧客の開拓を、データー音源だけに頼って、本物のコンサートへ足を運ばせる戦略はないのでしょうかね。