引き受けたものの・・・

引き受けたものの・・・

某大学の宗教心理学の研究会で、何を血迷ったのか私に発表者としてオファーが・・・。

苦手なんですけどもねぇ~、しかも第一線でご活躍されておられる、そうそうたる顔ぶれに約4時間に渡り講演という、想像しただけでも逃げ出したくなりそうな状況。

っで「いつ頃に?」と伺うと、まだ分からないと仰る。ま、来年の話しである事は確定しているのですが、私もついつい「アドリブが好きなので直前でもいいですよ?」と、口からとんだ過ち発言を。

冷静に考えれば、ご出席下されるメンツだと、適当なデーターとか数字なんて使ったら怒られてしまいますからね。・・・「アドリブが好きなので」って、全く恐ろしいヤツですよ。自分。

これまでの演者の方々を見ていると、博士課程の論文だったり、大学院の修士論文の内容だったりが多いですから、内容が充実していて、かつ理論的にも完璧なものになっておられる。そして、心理学や宗教学を専門的に専攻されたかたが殆どですので、それらを相手に、私のような何も専門的に勉強すらした事の無い人間が、「直前でいいですよ」・・・・なんて、よく言えたもんだ。ビックリですよ。分かります?この場当たり的な感じ。

でも言っちゃったからにはやるしかないという境地ではありますが。

そもそもイレギュラーとか、トラブルとか起こった方が「人と人が同じ空間で生きている」と感じられませんか?

そうじゃないと、事件が起きない「名探偵コナン」なんて、眼鏡を掛けた単なる年齢詐称小学生のたわむれ日記にしかなりませんし、「それいけアンパンマン」なんて、バイキンマンが居なければ手足の生えたパンの頭の交換物語。ポケモンなんてあれだ、一生ポケットでしょ?それに、ビックリマンなんかはビックリもしないんだからマンでしかありません。

そういう観点で見て行けば、拡大して観察してゆくと、人生なんてトラブルが起こってこそストーリーが出来上がり、人生の奥深さが出るものだと思うんです。

よく、「トラブルが起こらないように万全に」という言葉を善として使っている人がおりますが、私はそんな言葉を聞くと、心の中で「そんな人生で楽しいの?」とつぶやいてしまいます。勿論、好ましくない事ではあるのかも知れませんから、社会的に「トラブルが起こってくれないかな?」なんて言ったら嫌われますけども、そもそもの事が起こるからこそ、自分の人生の新しい扉が開かれるのだと思うんです。

だから私はやっぱり「直前でいい」という結論に至ります。かなり勇気が必要ですけども、元から学位もないし、厚化粧したところで素は何も変わりません。私の素と皆さんの素。この関係で対話をしてこそ、始めて大きな学びがあるように思います。

まぁでも学者連中を相手に用意しないのは怖いけどね~・・・・・。

全体性をJAZZの曲で表現すると、今の私はこんな感じかな?

Time out (Dave Brubeck)